Guyatone GA-620, GA-1050D
昭和国産アンプの横綱的存在Guyatoneの登場です。子供の頃に一番良く目にしたのが、このGuyatoneと後で登場するTeiscoです。
Teiscoはデザインが斬新で面白く、一方Guyatoneは落ち着いたデザインの物が多かったように記憶しています。
個人的にはGuyatoneのサウンドの方が好きな物が多く有りました。

Guyatone GA-620
出力:12W程度 使用真空管:12AX7 X 2, 12AT7 X 1, 12AV7 X 1, 6AQ5 X 2,
6AU6 X 1
INPUT X 2, Bright SW., Vol., Treble, Bass, Foot SW.(Rev., Tremolo), Reverb,
Tremolo(Speed, Intensity), Power SW スピーカー:アルニコ30cmX 1
Guyatone版Princeton Reverbのようなアンプです。
入手した時点ではオイルコンが全滅、一部抵抗の不良などパーツ交換とメンテナンスで生き返りました。
まともなスピーカー(純正品ごめんなさい)を繋ぐとなかなか良いサウンドでなってくれます。
もっと色々改造すれば良く為るのは解かっているのですが、そこまでやる気にさせてくれる程では有りませんでした。
ノブはエレキと共通。

Guyatone GA-1050D
出力:50W 使用真空管:12AX7 X 4, 12AT7 X 2, 6CA7(EL34) X 2
ch1:INPUT X 2, Bright SW, Vol., Treble, Middle, Bass
ch2:INPUT X 2, Bright SW, Vol., Treble, Middle, Bass, Reverb, Speed, Intensity, Master Vol. スピーカー:38cm X 1
Guyatone版Twin Reverb Half-Powerバージョンの38cmスピーカー搭載の派生モデルです。
パワー管に6CA7を搭載し、Fenderを意識しながらも独自のサウンドを目指しているのが良く解かります。
Fenderよりも落ちついた優しいサウンドです。
アウトプットトランスがやや貧弱でパワー感に乏しいのが欠点ですが、音質は良いと思います。
これも良いスピーカーに繋げるとぐっと良く為ります。
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