VOICE MASTER-1000 III
お馴染みVOICE MASTER-1000の３台目のコレクションです。
これはNo.1と内容は似ていますが、ドリップエッジで、サランネットの右下に"ACCORDION"のプレートが付いています。
出力：50W
使用真空管：6CA7(EL34) X 2, 6AQ8 X 2, 12AX7 X 1, 6AV6 X 3
スピーカー：30cm X 2(Eminence LEGEND1258に交換)
Ch.1 INPUT X 2, Ch.2 INPUT X 2, Ch.1 Echo Vil., Treble, Bass, Vol., Ch.2 Treble, Bass, Vol., Tremolo(Speed, Strength), Power SW
VOICEは東京の岩瀬電子株式会社が製造していたアンプです。
このモデルは最上級機種のコンボモデルです。
このアンプで３代目ですが、興味深いのは余り生産台数も多くないのにも拘らず、３台全てが仕様が異なります。
先の上段の白ノブの方と仕様は似ていますが、ドリップエッジ仕様で右下に"ACORDION"のプレートが付いています。べつのページでTOMBOのアンプを紹介しますが、それもVOICE製のOEM生産品で、そのモデルが出来るまではMASTER-1000に"ACCORDION"のプレートを付けて販売していたのではないかと思われます。これもメンテナンスをしています。
回路はオリジナルですが、コンデンサーと一部の抵抗は交換、スピーカーもリバーブユニットも交換しています。スピーカーは純正品は国産品のアルニコ・タイプの物が付いていましたが、音質向上のためEminence LEGENDに交換しました。リバーブは純正は国産品ですが、面白い効きをするので、コネクターを残し、新たにRCAピンを増設しAcutoronics BELTONも使えるようにしました。OPTは純正のままですが、音圧も上がり、サウンドの質も向上しました。Fender Killerです。
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