Firstman Vangard 200 出力:15-20W 使用真空管:12AX7 X 2, 12AU7 X 1, 7189(EL84の高信頼管) X 2
INPUT X 2, Treble, Bass, Vil., Reverb, Tremolo(Depth, Speed) Power SW スピーカー:アルニコ30cm X 1 このクラスにしては丁寧に造られています。 当時のアンプはこの位の本体の大きさでは、搭載スピーカーは20cmか25cmの口径の物が多いのですが、30cmのスピーカーが搭載されています。 パワー感は余り無いのですが、余裕の有る鳴り方をしています。 やはりコンデンサーは交換です。
Firstman Vangard 300 出力:30W程度 使用真空管:12AX7 X 3, 6BQ5(EL84) X 3, 6CA4 X 1 スピーカー:アルニコ30cm X 1, 16cm X 2 このアンプは非常に凝った造りをしています。 パワー部は低域と高域で分れており、低域には6BQ5 X 2本、高域には6BQ5 X 1本で、30cm X 1と16cm X 2のスピーカーをドライブさせています。 贅沢な造りのアンプです。 サウンドもこの当時の国産アンプとしては優秀です。暖かい良い音がしています。 先発メーカーとの差別化でこのようなアンプになったのでしょう。 このアンプは入手した時には真空管も一部欠品し、コンデンサーも抜けていた状態で不動品でしたが、息を吹き返した時には思ったより良い音なので嬉しかった記憶が有ります。